初めに10年以上に渡って稼働し続けるポップンミュージック。その中で、様々な筐体が生み出されてきた。本項では、大きく5期に分かれるその筐体の分類、特色について解説していきたい。
初期筐体
最初期に導入された筐体。 最も古くから存在するため、経年劣化が激しいものもある。 e-AMUSEMENT PASSリーダー、カードベンダーは外付けが必要。 アニメロ筐体
派生作品"pop'n music ANIMELO"および"pop'n music ANIMELO2号"において新たに製作された筐体。 当時は公式にも"新筐体"と呼ばれた。(現在は19以降の液晶筐体を"新筐体"と呼ぶ") 現存数は少ない。アニメロではなくその後のバージョンにアップデートしているものも多い。 コイン投入口が筐体上部にある、ブラウン管の画面が近いなどの特徴がある。 e-AMUSEMENT PASSリーダー、カードベンダーは外付けが必要。e筐体
9での基盤変更、e-AMUSEMENT対応に伴って新たに製作された筐体。 初期筐体との外観上の違いとしては、バージョンごとの筐体カラーや扉やサイドのイラストに加え、 e-AMUSEMENT PASSリーダーとテンキーが内蔵式となっていることである。 19以降の非接触式ICリーダーとなってからは筐体右前方から飛び出すようにリーダーが設置され、筐体に密着するプレイヤーには不利になることもある。 カードベンダーは外付けが必要。 フラット筐体
15で新たに製作された筐体。扉やサイドのイラスト変更、コイン投入口への装飾に加え、高解像度モニタ表示が可能。 ブラウン管がよりフラットなものとなり、これまで膨らみがちだった画面がよりシャープに見えるようになっている。 このため、他筐体に比べてノートが細く見えるため、続けてプレイすると違和感を生ずることがある。19以降の非接触式ICリーダーとなってからは筐体右前方から飛び出すようにリーダーが設置され、筐体に密着するプレイヤーには不利になることもある。 カードベンダーは外付けが必要。 新筐体
19で新たに製作された筐体。ボタンに合わせてライトアップされる画面上部LEDなどデザインの全面的な変更に加え、 16:9のワイド液晶画面を採用しており、ブラウン管に慣れたプレイヤーには大きく違和感を生ずることがある。 新筐体のみの特典として、データ閲覧機能、ランキング機能、アンケート機能、マイトレード表示機能などが実装されている。 また、筐体奥への非接触式ICリーダーのデフォルト内蔵、筐体下部にカードベンダーを内蔵しているのが特徴。 画像転載元:千葉県&東京都のゲームセンター様 by kraken |