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[pop'n]ポップン筐体のいろいろ


初めに

10年以上に渡って稼働し続けるポップンミュージック。その中で、様々な筐体が生み出されてきた。
本項では、大きく5期に分かれるその筐体の分類、特色について解説していきたい。

 バージョン 製造年 
 筐体色 モニター

初期筐体

1~8
98~02
 黄色 ブラウン管

最初期に導入された筐体。
最も古くから存在するため、経年劣化が激しいものもある。
e-AMUSEMENT PASSリーダー、カードベンダーは外付けが必要。


アニメロ筐体


 アニメロ00
 紫色 ブラウン管

派生作品"pop'n music ANIMELO"および"pop'n music ANIMELO2号"において新たに製作された筐体。
当時は公式にも"新筐体"と呼ばれた。(現在は19以降の液晶筐体を"新筐体"と呼ぶ")
現存数は少ない。アニメロではなくその後のバージョンにアップデートしているものも多い。
コイン投入口が筐体上部にある、ブラウン管の画面が近いなどの特徴がある。
e-AMUSEMENT PASSリーダー、カードベンダーは外付けが必要。


e筐体




























 9~1402~06
 各色 ブラウン管

 水色  9 02
 橙色 10 03
 朱色 12 04
 緑色
 13 05
 桃色 14 06

9での基盤変更、e-AMUSEMENT対応に伴って新たに製作された筐体。
初期筐体との外観上の違いとしては、バージョンごとの筐体カラーや扉やサイドのイラストに加え、
e-AMUSEMENT PASSリーダーとテンキーが内蔵式となっていることである。
19以降の非接触式ICリーダーとなってからは筐体右前方から飛び出すようにリーダーが設置され、筐体に密着するプレイヤーには不利になることもある。
カードベンダーは外付けが必要。


フラット筐体















 15~1707~09
 各色
 フラット管

 杏色 15
 07
 青色
 16 08
 紫色 17 09

15で新たに製作された筐体。扉やサイドのイラスト変更、コイン投入口への装飾に加え、高解像度モニタ表示が可能。
ブラウン管がよりフラットなものとなり、これまで膨らみがちだった画面がよりシャープに見えるようになっている。
このため、他筐体に比べてノートが細く見えるため、続けてプレイすると違和感を生ずることがある。
19以降の非接触式ICリーダーとなってからは筐体右前方から飛び出すようにリーダーが設置され、筐体に密着するプレイヤーには不利になることもある。
カードベンダーは外付けが必要。


新筐体


 19~ 10~

液晶 

19で新たに製作された筐体。ボタンに合わせてライトアップされる画面上部LEDなどデザインの全面的な変更に加え、
16:9のワイド液晶画面を採用しており、ブラウン管に慣れたプレイヤーには大きく違和感を生ずることがある。
新筐体のみの特典として、データ閲覧機能、ランキング機能、アンケート機能、マイトレード表示機能などが実装されている。
また、筐体奥への非接触式ICリーダーのデフォルト内蔵、筐体下部にカードベンダーを内蔵しているのが特徴。


by kraken