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[IIDX]SPにおける譜面予測 その2

前回の続き。


SP☆12(eRAseRmOToRpHAntOM~NNRT)


eRAseRmOToRpHAntOM(A)



中盤にある連皿地帯。鍵盤が非常に偏った配置で1と3にしか来ない上に1鍵の4連打が存在する。



しつこい13交互配置。BADハマりしやすく、出来れば両手に分かれてほしい。
他にも曲を通して1鍵の連打が多いため、1と3を予測しておきたい。



BPMが変化する直前の8分押しで予測する。8分で来るのが3鍵、4分で来るのが1鍵。他にあまり鍵盤が降ってこないので判別しやすい。


FAKE TIME(A)



曲の終盤に来る有名な19.2分トリル。餡蜜だと57同時押しを9回連打しないといけなく、「タタ(8分)タタタ(12分)タタタタ(8分)」と12分を混ぜて餡蜜すると理論上は繋がる。



上記の地帯の前にも高速トリルが2回くる箇所があり、そこでは46のトリルも降ってくる。



開幕で判別可能。1ノーツ目と3ノーツ目が7と5になり、2ノーツ目と4ノーツ目が6と4である。
同じ配置が3小節続くため、かなり余裕を持って判別することができる。


Fascination MAXX(A)


かなり癖のある譜面であり、配置も偏っているのだが譜面の予測が非常に困難。


皿と一緒に降ってくる一番最初の鍵盤が1鍵であり、バスであるということだけは容易に判別可能である。
BPM100で7643の32分配置が繰り返し降ってくるいわゆる「タミフル地帯」や長い連打の部分などの予測はかなり難しい。


fffff(A)



高速トリル地帯。移植元と違い、24分トリル中に他のノーツも降ってくる。
1回目の57トリルと3回目の13トリルは開幕で判別することが可能。



最初のノートが降ってきてから2小節目(小節番号で言うなら3)で一番高い音を叩いている2つ同時押しが57である。同じ小節で46も判別可能ではあるがかなり分かりづらい。
さらに、5小節の小節線に乗っかって降ってくる同時押しが13である。同じ小節内で皿同時押しとしてもう一回降ってくるのでそこそこ判別しやすい。


FIRE FIRE(A)


曲を通して4つ打ちの1鍵バスが主張してくる上に、画像のような皿に絡んだ1鍵の2連打が計3回来る。



一番最初に降ってくる皿同時押しの片側が1鍵である。
この同時押し、1鍵にアサインされているキー音がバスドラであり、7鍵にアサインされているキー音が「シューン!」というような音であるため
同一小節内で開幕の同時押しを構成する鍵盤をうち1つを叩いてバスドラの音が鳴った場合、それが1鍵であるといったような判別法が可能であった(少なくともAC RAでは可能だった)。
ランダムをかけた状態で空打ちをした場合にアサインされた音の法則が変わったAC Lincleでも同様の判別が出来るかどうかは不明。要検証。



どちらにせよ6小節目には分かりやすい1鍵と5鍵の8分交互が来るのでここで1鍵は判別出来る。
表拍で、かつバスドラの音を鳴らしているのが1鍵である。


G59(A)



皿同時押しに挟まれたプチデニム配置が繰り返される地帯。246→13→246の配置となっている。



曲の最終盤に配置されている48分階段(?)。EXハードやフルコンをここで落とされると泣くに泣けない。
246同時を16分で4連打餡蜜すれば繋がる他、246同時を12分で3連打した後に5抜き全押し(おそらく全押しでも繋がるが、念のため)をしても繋がる。



中盤の1鍵8分軸地帯。卑弥呼(A)などとは違い微妙に歯抜けているのに注意が必要。



以上全てはイントロの単鍵で判別が可能である。
緑で囲ってある3、4、5ノーツ目が黒鍵であり、プチデニムの予測にも最後の48分配置の予測にも使える。
赤で囲ってある2、6ノーツ目がそれぞれ3鍵と1鍵であり、プチデニム地帯は246とこのふたつの鍵盤の交互になっている他、6ノーツ目の1鍵は中盤の8分軸地帯の軸でもある。
そして、このイントロで唯一降ってこない鍵盤である5鍵こそが、最後の48分配置を12分餡蜜するときの全押しで抜く鍵盤である。


Go Beyond!!(A)



発狂。
細かい連打などはあるものの、基本的には白鍵と黒鍵の交互配置であり、59小節目の途中から61小節までなどは連打もなく完全に白鍵と黒鍵が交互に降ってくる。
このため、白鍵がすべて非皿側(1Pで言う4567)に寄ったいわゆる「割れ譜面」が当たりとされる傾向がある。
この曲の他にもV(A)や嘆きの樹(A)、卑弥呼(A)の中盤低速前などデニム気味の譜面は白鍵の位置が重要である事が多い。
白鍵がどの位置に来ると当たりかは運指などで個人差がかなり出るので、これらを譜面予測する際は自分が得意な白鍵の配置を把握しておく事が大切である。



白鍵位置の予測。最初の鍵盤(皿ではない!皿は2小節目にすでに配置されている)が降ってきてから2小節目、小節番号4での配置に注目。
1小節に渡って白鍵しか配置されていないため、ここで白鍵の位置を判別可能。4567(1234)に固まっていた場合は割れ譜面となる。
さらに、白鍵4567配置だけを判別するならば緑で囲ってある3小節目の最初の皿同時押しを利用してもよい。
ここは157の同時押しであるため、この同時押しを構成する鍵盤のうち1つでも123のいずれかに配置されていたら、4567配置でないことが確定する。



10小節に来るこの二重交互の配置でも白鍵の判別は可能。鍵盤の密度が薄いため上記の方法より余裕を持って判別することが出来る。



なお最後に存在する3連打は1鍵である。


ICARUS(A)



加速地帯。1鍵が8分では位置されており、70小節目からは高速二重トリルとなる。
72小節目の頭、高速トリルの直後に皿と246の同時押しがあるのも注意が必要。ハードやEXハードなどで高速トリルが終わった直後に落ちる時はこの同時押しをこぼしているケースが多い。
70小節目は1346同時押し、71小節目は1357の同時押しで餡蜜処理が可能。このような餡蜜をする際のそれぞれの判別方法を考える。



70小節の1346は開幕で判別する事が可能。最初の皿同時押しが146であり、その後6鍵が3回降ってきた後に3鍵が来るので、これらの鍵盤を組み合わせると1346となる。
さらに6小節目でぽつんと降ってくる単鍵が1鍵であり、二重トリルが始まる前の加速地帯ではこの鍵盤が軸となっている。



71小節目の1357は減速してから一番最初に降ってくる皿同時押しで判別可能である。


Innocent Walls(H)



中盤の白鍵連打地帯。曲名にちなんで壁地帯や白壁地帯などと呼ばれることが多い。



この曲がアナザーよりハイパーの方が難しいとよく言われる理由の1つである7鍵の11連打。



白鍵位置の予測。29小節目の1+7の2連打に皿が1枚くっついている地帯の直後の、赤丸で囲った部分の配置で判断することが出来る。
この1+7の2連打は曲中で頻発するので1鍵と7鍵の位置を覚えておくと楽になる場合が多い。



前述した白鍵を判別する地帯の後に、小節ごとに2連打する鍵盤が入れ替わる地帯がある。6鍵を連打する小節→7鍵を連打する小節という風に入れ替わるのでここで7鍵を判別可能。


Innocent Walls(A)



ハイパーと同様に皿と白鍵の連打が降ってくる地帯。どういうことなのかハイパーよりも1357の連打回数が1回少ない。



ただし、ハイパーで判別に使った箇所はこのような配置になっているので注意が必要!ここでは白鍵の判別は出来ない。



53小節目に皿+17の2連打地帯が出てくるので、アナザーはこちらで判別する。赤丸で囲った配置で白鍵を判断出来る。



しかし、上述の判別方法では53小節目まで白鍵の位置が分からない。曲の最初でさっさと判別したい場合にはこちらの方法を使う。
この譜面は6鍵の微連打から始まるが、この6鍵連打地帯の終わり際に赤丸で囲んだ通り「タタッタタ」となる地帯がある。この赤文字の部分はすべて白鍵である。


LASER CRUSTER(A)



曲前半の乱打に唐突に混ざる3つ押しの2連打。フルコンを狙うときに厄介である事が多い。



曲中盤に存在する1小節まるまる使った二重交互地帯。次の小節の頭に1鍵が配置されているため、結果的に1鍵の2連打となっている。



どちらも8小節~9小節の2小節で判別が可能。鍵盤が入れ替わる二重交互地帯であるが、赤丸で囲った通り最後に来る交互が52小節目とまったく同じ13と46の交互になっている。
さらに、9小節目の頭は8小節目の二重トリルの名残で皿と46の同時押しとなっており、その直後に1鍵が来るので146を判別可能。
ここで17小節目で2連打となる3つ押しと、52小節目の終わり際の2連打の位置を予測出来る。
これらの予測をプレイしながら全部覚えておくのは中々難しいので、Bad Maniacs(A)と同様自分が苦手としている部分だけ予測しておく方が良いだろう。


moon_child(A)



中盤にある長い7鍵8分軸地帯。ところどころ24分が絡むため、油断しているとBADハマりすることがある。



この譜面の最密地帯であると思われる65小節目に入る前に唐突に存在する4鍵の2連打。
ハードなどではあまり問題にならない事が多いが、フルコンを目指すときは事前に予測しておくとだいぶ楽になる。



どちらも開幕の単鍵で判別可能。1小節目に2連皿が存在するため、赤丸で囲ったのは6ノーツ目で、これが連打となる4鍵。緑で囲んだ7ノーツ目が軸となる7鍵である。


mosaic(A)



曲の最終盤にある1と3の16分交互。



曲の開幕で判別することが可能。最初に2つ同時押しがまとめて降ってくるが、最後に降ってくる同時押しが1と3である。
さらに、曲を通してバスである1鍵がかなり強烈に主張してくるが、これは2小節目の35→13となっている部分で一応判別することが可能である。が、難しい。
どうせこの後すぐ1鍵が8分でドスドス降ってきて、すぐにどの鍵盤だか分かるためあまり無理をして開幕で判別する必要はない。


NNRT(A)



曲の最終盤にある1と3の16分交互。mosaicよりもBPMが速い上に長いため、かなりタチが悪い。



BPMが202になってからまず同じフレーズが2回繰り返されるが、それの1回目の終わり際にある15小節目のこの配置で13を判別可能。
皿と同時に2回降ってくる。



もしくは曲の中盤でも判別可能。78小節目の16分1357配置の直後に皿と同時に13が2回降ってくる。
77小節目での6鍵と皿の8分交互も含めてかなり特徴的な配置であるので、判別するだけであったらこちらの方が分かりやすい。

文責:ochihata
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