主な変更要素
- 詳細オプションモードにより、従来筐体上では変更できなかった判定文字表示位置の変更が可能になり、新に判定タイミングも調整可能に
- ハイスピードの大幅な仕様変更(実倍率表記への変更、フローティングハイスピードモードの追加、選曲画面での変更が不可に)
- ライバル勝敗表示(GATEカスタマイズ項目)をONにしている場合、フォルダにカーソルを合わせた際にフォルダごとのDJ POINTとDJ RANKが表示されるように
- プレイ画面の大幅なレイアウト変更(ムービー表示領域の変更、グラフへのカットインなど)
- HIDDENオプション、SUDDENオプションの削除
- リザルト画面の大幅な変更(TOTAL NOTESの項目削除、MISS COUNTの自己ベスト差分、店舗内ランキングの表示追加など)
- EXPERTモードは現時点では存在せず
新プレイ画面および選曲画面
- 判定文字が新デザインに
- グラフ表示をしない場合、ムービーが4:3で大きく表示されるように(グラフ表示時は横幅がややカットされ、バトル時は従来通りの横幅カット?)
- ムービー表示4:3化に伴い、旧作の専用ムービー曲の一部と汎用ムービー+専用レイヤー曲には左右に黒い縁がついて表示されるように(汎用ムービーのみの場合はおそらく黒縁なし)
- DP時にレイヤーが4画面すべてに表示されるように(SIRIUS~Lincleは左上のみの表示)
- SPプレイ時に逆サイドのSTARTボタンを押すことでグラフとムービーの表示領域の入れ替えが可能に
- LIFTで上げた判定ラインの下にもレーンカバーが表示されるように(デフォルトのレーンカバーのみ)
- プレイ開始前のGET READY?の文字がLIFT使用時に上昇しないため、LIFTの高さによっては文字がLIFTに埋もれる?
- PFの残り時間やJUDGEの表示に枠が表示されるように
- バージョンフォルダにカーソルを合わせた際、そのバージョンのロゴが画面中央に表示されるように
- 10/9よりライバル平均や全国平均などをターゲットスコアにした際に、プレイ画面に表示されるスコア差分がマイナスからスタートし、ターゲットスコアを上回った時点でプラスになるように変更(従来は自己ベストとの差分が表示されていた)
新オプション画面
- STARTボタンを短く押した場合に、ボタンを離してもオプション画面が消えないように(長く押した場合には従来通り押してる間のみ表示)
- HIDDEN、SUDDENオプションが削除、HI-SPEEDの変更が選曲画面のオプションからは不可に
- ビギナーオプション、通常オプション、詳細オプションの三種類に細分化
- オプション画面を開いたままEFFECTボタンでビギナーオプション、通常オプションの切り替え
- 通常オプションを開いた状態でVEFXボタンで詳細オプション画面へ
ビギナーオプション
EASY、5KEYS、AUTO SCRATCH、LEGACYのオプションのみ選択可能
それぞれ1鍵、3鍵、5鍵、7鍵で変更
従来の各鍵盤にオプションが一種類ずつアサインされトグルする形式からカーソル式に変更。
1-2鍵、3-4鍵、5-6鍵にそれぞれ一種類のオプションがアサインされ白鍵黒鍵でカーソルを上下させて選択する形式に
7鍵の画面表示エリアオプションのみトグル形式
また、スクラッチでターゲットスコアの切り替えが可能(スコアレートの場合は従来通りテンキーでパーセント変更可能)
各鍵盤ごとにアサインされたオプションは以下の通り
1-2鍵 |
3-4鍵 |
5-6鍵 |
7鍵 |
RANDOM
S-RAN
MIRROR
|
EASY
HARD
EX-HARD
|
AUTO-SCRATCH
5KEYS
LEGACY NOTE
A-SCR&5KEYS
A-SCR&LEGACY
5KEYS&LEGACY
FULL ASSIST
|
SUDDEN+
HIDDEN+
SUD+&HID+
LIFT
LIFT&SUD+
|
テンキー1番でBATTLE(DPのみ)、テンキー2番を押したあとにS-RANをつけることでH-RAN(スコアおよびクリアランプは保存されない)が選択可能
DPの場合は5-6鍵のアサインが変更され、5鍵にASSIST、6鍵にFLIPがアサインされ、トグル形式での選択となる
※テンキー操作の際にターゲットスコアのカーソルをスコアレートに合わせていると、そちらの入力が優先される
詳細オプション
スクラッチで左右に、黒鍵と白鍵で上下にカーソル移動
項目は以下の通り
ゴーストスコア
表示位置
|
判定タイミング
表示位置
|
判定の数
リアルタイム表示
|
判定文字
表示位置
|
判定タイミング
調整
|
OFF
TYPE A
TYPE B
TYPE C
|
OFF
TYPE A
TYPE B
TYPE C
|
OFF
JUDGE
|
通常
+1
+2
+3
表示なし
|
0.1刻みに上下可能
±5.0まで |
ハイスピードシステム
ハイスピード表記が従来の段階表記から実倍率表記に変更。
対応表はこちら
従来表記 |
0.5 |
1.0 |
1.5 |
2.0 |
2.5 |
3.0 |
3.5 |
4.0 |
4.5 |
5.0 |
新表記 |
1.5 |
2.0 |
2.25 |
2.5 |
2.75 |
3.0 |
3.25 |
3.5 |
3.75 |
4.0
|
フローティングハイスピードの導入に伴い、SUD+操作のTYPE B廃止
フローティングハイスピード
- 従来よりも細かい0.1刻みでのHS調整が可能なモード、上限10.0(旧表記換算HS17.0)から下限0.5(LOW SPEED)まで設定ができる
- BPM変化のない曲をプレイする場合はBPMに関わらずSUD+の位置と緑数字を常に一定の値でプレイすることができる
- プレイ画面でSTART+EFFECTボタンで従来ハイスピードモードと切り替える方式
- スクラッチ操作→SUD+が上下し、それに合わせて緑数字が変化しないようにHSが連動して上下する
- 鍵盤操作→HSが0.5刻み(従来HSでの2段階相当)で上下する。SUD+とHSは連動しないため緑数字は大きく上下する
- SUD+を使用しない場合はスクラッチ、鍵盤どちらの操作でも緑数字は固定されずHSが0.01刻みの0.5~10.0で調整可能(HID+使用時も同様)
- HID+&SUD+使用時はSUD+使用時と同様(ただし表示される緑数字はSUD+の先端からHID+の先端までの表示時間を示した値)
※従来ハイスピードモードに戻した際には、従来ハイスピードモードに存在するもっとも近い値のHSに変更される
- 従来ハイスピードモードでSUD+を調節して緑数字を合わせる
- START+EFFECTボタンでフローティングハイスピードモードに変更
- スクラッチでHSおよびSUD+を調整する。緑数字は固定されているのでSUD+が好みの高さになるようにすればよい
鍵盤でHSを変更しギアチェンジする場合
- SUD+は変化せず緑数字が変わる(通常HS使用時と同じ挙動) ただし0.5刻みで変化するため、鍵盤を押す回数は従来の半分でよい
- 通常ハイスピードモードの1.0→2.0(旧表記0→1.0)、1.5→3.0(旧表記0.5→3.0)、2.0→4.0(旧表記1.0→5.0)のようにちょうど2倍になる組み合わせが存在しないため、曲によっては調節がしづらい場合も
例:eRAseR mORtoRpHAntOM(135-270)を3.0→0.5とギアチェンしていた場合に、フローティングハイスピードで3.2→1.6とギアチェンしようとすると、白鍵を3回押すと3.2→1.7、4回押すと3.2→1.2となってしまい、ちょうど半分にするには通常ハイスピードモードに一旦戻る必要がある。
スクラッチでギアチェンジをする場合
- 曲中でSUD+を変更すると曲開始時の緑数字に合うようにHSが変更される
- BPM変化後にSUD+を変更することで瞬時にギアチェンが可能
- 鍵盤でHSを変更し緑数字が変化した場合でも曲開始時の緑数字に戻すことができる(?)
新リザルト画面
リザルト絵はAランクでツガル、AAランクでシア、AAAランクで士朗(それぞれ全身とバストアップの二種類)
- TOTAL NOTESの項目削除
- ターゲットスコアに設定していない場合のDJ RANKとの差分(AAA-xxなど)の表示削除
- MISS COUNT項目に自己ベストとの差分表示追加
- ライバルのクプロ表示、およびスコア差分表示追加
- 店舗内順位表示の追加(ライバルと同様に差分表示あり)
- 曲名表示の上に難易度表示が追加
- EFFECTボタンを押すことで、FAST判定、SLOW判定それぞれの個数を確認することができる(押している間のみ画面下部に表示)
- ライバル比較表示をONにしている場合はSTARTボタンを押すことで、ライバルランキングから店舗内ランキングに切り替え可能(所属店舗以外でプレイしている場合にも自分の所属店舗でのランキングを表示)
ステップアップモード
課題曲の難易度がSTAGEごとのプレイに応じて変化するようになり、プレイ済みの楽曲が収録される復習曲フォルダが追加された。
最初のプレイで選択する初級~皆伝までの難易度は途中変更ができなくなった。
1st STAGE、2nd STAGEでFAILEDになった場合でもFINAL STAGEまで進むことができる。
オプションはすべて使用可能だが、カスタマイズのライバルスコア比較は選曲画面では表示されない。
課題曲フォルダ
フォルダ内の難易度比率は課題曲フォルダから選曲してクリア、高ランクを取るごとに上昇し、クリア失敗、低ランクを取るごとに下降する(10/9より上昇率が下がり、下降率が大きくなった)
また、復習フォルダから選曲した場合は難易度は上下に関係しない
難易度は前述の通りだが、フォルダ内の楽曲はステージごとに20曲程度がランダム(?)で選出されている
2周目からはtricoro新曲が出現する
復習曲フォルダ
STEP UPを含む全モードでのプレイ済み譜面(新曲およびEX SCORE0点のものを除く)がレベル別に収録される
課題曲フォルダの収録曲のレベルに応じて選択できるレベルフォルダの数が変動する
2周目以降はtricoro新曲も収録される
tricoro新曲は課題曲フォルダ、あるいは他のモードでプレイしたものも出現しない
基本的な流れ
- 課題曲フォルダの中から選曲し、クリアするごとにスタンプがひとつ押される。スタンプを3つ集めることで次の月に進むことができる
- スタンプはクレジットをまたいでも保存されているため、3クレジットにわけてスタンプを1つずつ集めるなども可能
- 1年生の4月から開始し、3年生の3月までの計36ヶ月
- 次の月に進むごとに銅メダル、学年終了ごとに銀メダル、3学年のすべての終了で金メダルを獲得できる
- 5月、7月、10月、12月、3月の各月は試験月となっていて、スタンプを3つ集めるのではなくASSISTやEASYなどのオプションに制限がかかった状態で決められた楽曲数(1学年では1曲、2学年では2曲、3学年では3曲)をクリアすることが課題となる。試験は1クレジット内で達成する必要がある
復習レポートについて
- 次の月に進むたびに前の月の復習レポート(スタンプ枠9つ)を獲得できる
- レポートが複数月分溜まっている場合は、選曲時にVEFXボタンを押すことでスタンプを押すレポートを切り替えることが可能
- 復習レポートのスタンプは復習曲フォルダから選曲してクリアすることで獲得できる(EASY CLEARで1つ、CLEARで2つ、HARD CLEAR以上で3つ)
- レポートのスタンプを9つ獲得することで、その月のクプロパーツセットを獲得できる
- 3年生3月を終了すると復習曲フォルダの楽曲、復習レポートを引き継いだ状態で1年生の4月から再スタートとなる
- 2周目以降はtricoroの新曲も課題曲フォルダに出現するように
日替わりで3曲が選ばれる(カードごとではなく全プレーヤー共通)。
3曲ともすべてプレイすることでその日のイチオシ楽曲をコンプリートすることができる
イチオシ楽曲コンプリート回数に応じてメダルを獲得することができる
コンプリートしたクレジット終了時の獲得デラーが通常の100デラーから400デラーに増加
デラーの獲得方法について
通常のプレー終了時に100デラーを獲得
メダルを獲得した際に銅メダル1つにつき300デラー、銀メダル1つにつき1000デラー、金メダル1つにつき5000デラーのボーナス
今日のイチオシ楽曲をコンプリートしたクレジットの終了時には+300デラーのボーナス(アナウンスなし、1日1回のみ) (1/21より)トランメダルボーナス開始。金メダルを10、銀メダルを1、銅メダルを0.1として加算した合計値(小数点以下切り捨て)がプレー終了時の獲得デラーに加算 なお、IIDXの乱による称号ボーナスはトランメダルボーナスを加算した値に適用
その他
- アシストオプション使用時に表示されるスコアグラフがアシストを使用していない本来のノート数を基準にしたものに(従来はアシストで減少したノート数を基準にしていたため、プレイ画面のグラフではAAA判定が出ていてもリザルト画面ではA判定という仕様になっていた)
- エントリー時に黒鍵をすべて押し続けることでネームを隠し、DJ PLAYERと表示するコマンドが削除
- モード選択時にEFFECTボタンとVEFXボタンを押しながら決定することで所属店舗を変更することができる(変更後10プレイ以上経なければ再変更不可)
現時点で詳細不明の項目、または確認されている不具合
- ALL SCRATCH、WINDOW HOLD、REGULAR HI-SPEEDオプションは現状選択不可?
- ターゲットスコアをSCORE RATEにした際に、差分表示が0%と比較時のものになることがある(バグ?)
- 曲終了時のグラフ周辺にAAA+などの差分が追加表示されないことがある
- 全国TOPなどを表示した際に所属エリアが表示されないことがある
- 店舗内ランキングに他のプレーヤーが表示されないことがある
H-RAN使用時に一部の同時押し(5つ以上?)が二重ノーツになる不具合 10-9のアップデートで修正
初代筺体などでの処理落ちする場合がある(EFFECTをオフにすることで軽減する?)10/9のアップデートで改善?
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